#キャリア #転職 #職務経歴書作成 #面接対策
●転職したいけれど、これといった実績がなくて履歴書に何を書けばいいかわからない
●学生時代の輝かしい経験は履歴書に書いてもいいの?
●面接官に過去の仕事での挫折や失敗経験を聞かれたら、どう答えるべき?
さて、今回の転職・履歴書・面接のヒントを共有する前に、まずは「転職」の定義をはっきりさせておきましょう。
「転職」の定義とは何でしょうか?「ジョブホッピング(跳槽)」と同じ意味なのでしょうか?
あなたのキャリアチェンジは「キャリア転向(転職)」ですか?それとも「キャリアアップ(跳槽)」ですか?
「キャリア転向(転職)」とは、一般的にある職種や業種から全く別の職種や業種へ移ることを指します。これには新しいスキルや知識の習得、そして新しい業界環境や要件への適応が求められます。
一方、「キャリアアップ(跳槽)」とは、同じ業界や職種カテゴリの中で、ある会社から別の同業他社へ移ることを指します。多くの場合、より良いキャリア発展の機会、より高い給与、あるいはより良い労働環境を求めて行われます。
キャリアアップとキャリア転向の主な違いは、キャリア転向は一つの領域から別の領域へと大きく跨ぐ必要があるのに対し、キャリアアップは同じ領域内での移動であるという点です。
以上のように「転職」の定義を整理したところで、今回ご紹介する転職のヒントを見ていきましょう。
これらは、私がこれまで転職を希望する相談者の方々と接する中で、非常によく耳にする代表的な質問ばかりです。
Q1:転職の際、HR(人事)から過去の仕事での成果や経験を尋ねられるのですが、前職で大きな成果を出したことがありません。履歴書に書くことが何もなくなってしまいませんか?
A:面接でHRから過去の経験や成果を聞かれることはありますが、大きな実績がなくても心配する必要はありません。履歴書が真っ白になるなんてことはありませんから。
職場で得た小さな経験や気づきであっても、履歴書や面接でのアピールポイントになり得ます。時には、そうした些細なことの方が、求職者のパーソナリティをより鮮明に映し出すこともあるのです。「こんなの小さいことだから」と、自分では気づいていない魅力を隠さないでくださいね〜!
転職において、過去の華々しい功績ばかりを過剰に強調することが必ずしもプラスになるとは限りません。面接官は、異分野に飛び込んだ求職者が、新しい仕事の環境や要件に適応できるのかを懸念する可能性があるからです。
もちろん、過去に素晴らしいパフォーマンスがあればアピールするのはプラスになります。しかし、前職で目立った成果を出せなかったとしても、無理に自分を大きく見せる必要はありません。自分の仕事経験と、これからのキャリアへの期待をありのままに伝えれば良いのです。
Q2:唯一アピールできる輝かしい経験といえば学生時代のものなのですが、履歴書に書いてもいいのでしょうか?
A:私個人のアドバイスとしては、社会人経験が5年以上ある方は、直近の数社での経験に重点を置くべきです。輝かしい実績がなくても、直近の仕事で感じたことや得た学びを紹介するだけで十分です。学生時代の成績はあくまで「最後の彩り」程度に留めましょう。その際も、目指すポジションで役立つ能力を証明できるものを選んでください。例えば、学校でのリーダー経験、コンテストやイベントでの受賞歴、インターンシップ、応募職種に関連したボランティア活動などです。単に学校の成績や活動歴を羅列するだけでは不十分です。
Q3:面接官に過去の仕事での挫折経験を聞かれたら、どう答えるのがベストですか?過去に本当に仕事で大失敗したことがある場合、どう話せばよいのでしょうか?
A:面接官が求職者の過去の挫折経験を尋ねるのは、単にその人の欠点や弱点を知りたいからではありません。その経験を通じて、その人の「自己修正能力」や「経験の総括能力」を観察したいと考えているからです。
仕事で一度も失敗をしたことがない人なんて存在しません。もし「仕事で一度もミスをしたことがない」と豪語する人がいたら、私はこう疑います。1.嘘をついているか、2.そもそも仕事をしていないか、あるいは責任を他人に押し付けてきたのか、のどちらかだと。
実際に現場で動いていれば、多かれ少なかれ失敗はつきものです。面接で自分を「失敗知らずで欠点のない完璧な人間」として包装しようとしても、社会経験が豊富なプロの面接官を騙すことは難しいでしょう(大抵の場合、面接官もその道のプロですから)。
もし過去に重大なミスをしてしまった場合、面接でこの質問に答えるなら、以下の構成が有効です:
1. まず、その事案の背景と原因を簡潔に話す。
2. ミスの詳細を説明する。具体的にどのような失敗をし、どんな結果を招いたか。重要なのは、過剰に自分を責めすぎず、事実を淡々と伝えること。
3. 当時、その問題にどう向き合ったかを説明する。課題に対してどう対応し、どのように修正し、二度と起こらないようにどんな対策を講じたかを伝えます。
4. 最後に、その挫折から何を学んだかを総括して共有します。その過程で得た専門スキル、問題解決力、自己管理能力などを強調し、自分の成長に対して客観的でクリアな認識を持っていることを示しましょう。
面接官に過去の挫折経験を尋ねられた際は、謙虚かつプロフェッショナルで前向きな姿勢を見せることがベストです。過去の失敗に正直に向き合い、同時に自分の学習能力や問題解決力、自己省察力をアピールしてください。その方が、欠点ゼロの完璧なキャラクターを演じるよりも、ずっと誠実で魅力的に映ります。
もし、転職したいけれど方向性が定まらない、あるいは面接が苦手、自分の強みがわからない、自分を売り込むための履歴書の書き方がわからないといった悩みをお持ちでしたら、ぜひ私の1対1のキャリアカウンセリングにお申し込みください。
人は恋愛や結婚、出産をせずとも生きていけますが、働かずに生きていくことはできません。仕事をうまく整えれば、人生の悩みの半分は解決するものです。
皆さんが、自分自身のキャリアの舵取りをしっかり行えるようになることを願っています:)

