#キャリア #転職 #ミドル世代の転職 #求職ルート #個人的見解
春酒(新年会)も終わり、そろそろ転職シーズンですね。
ここでは、私のこれまでのキャリアと、周囲の転職経験を総合してまとめた内容をシェアします。現在求職中のあなたのヒントになれば幸いです。
私の周りは青年からミドル世代が多く、大部分が10年以上の職歴を持っています。もしあなたも「若さ」を武器にするのが難しくなってきたミドル世代の求職者であれば、参考にしてみてください。
ポイント:
転職活動の本質はマーケティング活動です。対象が商品から「あなた自身」に変わるだけ。自分を売り込む以上、露出が何よりも重要です!
どんなに良い商品でも、外に向けて発信しなければ、消費者はその存在すら知り得ませんし、販売の話も始まりません。優れた商品でさえ宣伝が必要なのですから、普通の(あるいはそれ以上の)商品であればなおさら、露出が重要なのです。
無職の期間中、求人サイトをチェックする以外に、他に何ができるでしょうか?
外資系や海外での就労を目指すならLinkedInのプロフィールを更新しましょう。また、FacebookやLINEなどの同業種コミュニティもチェックしてください。そこには常に新しい求人情報が流れています。
ハイクラス人材であれば、知っているヘッドハンターに自分から連絡を取るのも有効な露出ルートです。
(こっそり教えますが、在職中であってもヘッドハンターからの誘いを完全に拒絶する必要はありません。知り合いが増えれば、将来の転職の選択肢も増えます)
これから社交のピークシーズンを迎えます──業界内の知人に連絡を取り、食事に行ったり話を聞きに行ったりしましょう。
以前の職場の上司、同僚(もちろん関係が悪くない場合に限りますが)などです。
もし学生時代の専攻が今の仕事に関係しているなら、恩師や同級生、先輩・後輩を頼るのも良い選択です。とにかく、同業の人間と接点を持てるあらゆる場所で「今、仕事を探している」というメッセージを発信してください。同時に、業界の最新情報を交換することもできます。
ずっと同じ会社に留まっていると、現在の景気や待遇、業界トレンドといった状況が分からなくなるものです。同じサークルにいる人たちと交流することで情報をアップデートし、自分の市場価値に見合った待遇はいくらなのか、今の自分の強みや弱みはどこにあるのかを客観的に把握しましょう。
転職活動とは「情報収集能力の勝負」です。特にプロフェッショナルであればあるほど、その傾向は強まります。専門職の求人の多くは、業界内のクローズドなコミュニティで流れているからです。
私の事例を挙げます。私の会社はソフトウェア受託開発がメインですが、専門的なエンジニアの募集が必要になった時、求人サイト(104など)への掲載を最初に行うことはありません。まずは同僚、知人、同級生に声をかけ、エンジニアのつながりを一通りあたります。それでも見つからなければ、業界コミュニティに求人を出します。
そこでも見つからなければ、最後に求人サイトを検討します。
理由は単純で、求人サイトへの掲載はコストがかかるからです。
採用側の立場からすれば、コストをかけずに人材が見つかるなら、それがベストな選択肢です。
また、知人の紹介であれば、その時点でリファレンスチェック(照会)が可能です。相手の専門性、仕事への姿勢、性格はどうなのか?過去のプロジェクトでの実績は?といった情報を得られれば、そのポジションや社風にフィットするかどうかを即座に判断できます。
「優良求人は表に出てこないことが多い」(もちろん求人サイトにも良い求人はあります)と言われる理由はここにあります。有力な情報は、内部で流通した時点で情報感度の高い人たちにすくい取られてしまうからです。
だからこそ、「転職活動は情報収集能力の勝負」なのです。(ここ、重要です)
年齢を重ねた求職者ほど、この点が重要になります。客観的な条件、例えば体力や時間は若手にかないません。私たちの武器は「専門性」と「経験値」ですが、企業側があなたを全く知らない場合、それらが本物かどうか判断するのは困難です。紹介者がいるということは、少なくとも誰かがあなたの保証人になってくれることを意味します。100%の保証とは言えませんが、少なくとも内情を探る確実なルートとなります。
個人的な実感ですが、若い頃は求人サイトを眺めるだけで仕事が見つかりましたが、年を重ねると「評判(口コミ)マーケティング」の力が必要になります。
もしあなたも私と同じミドル世代なら、求人サイトを見るだけでなく、電話帳やSNSの友人欄を開き、親しい人からあまり親しくない同業者の人まで連絡を取ってみてください。業界の集まりに参加することも、求人ルートを増やす有効な手段です。
もちろん求人にも良し悪しがあります。上記はあくまで接触機会を増やす方法であり、求人自体の質は求職者自身で見極める必要があります。
もし転職したいけれど方向性が決まらない、面接が苦手、自分の強みが分からない、自分を売り込める職務経歴書の書き方が分からないという方は、ぜひ私との1対1のキャリアカウンセリングをご予約ください。
新しい一年、皆さんが納得できる仕事に出会えることを願っています。

